物を捨てる時に気になるのがどれだけ捨てるのか?
という事ですよね?
よく見かけるのは1000個捨てたとか、8割捨てたという事でしょう。
でも、実は物をどれだけ捨てたかという数字は正直あまり重要ではありません。
むしろその数字がある事で捨て活が苦しくなってしまう事も多いんです。
ミニマリストは物を捨てる時に数ではなく別の事を意識して捨てます。
失敗しない捨て活をする為には数に囚われる事なく捨てる事が大切になります。
今回はそんな内容となっております。
まず私の結論としては「何故物を捨てる事になったのかを考えよう」という事です!
なぜそう思うのかも含めて是非、最後までお付き合いください!
数ではなく〇〇を捨てる
物を捨てる時に何個捨てるのか?
という数字を意識するのではなく、〇〇を意識して捨てたほうがいい。
ということで今回の内容は大きく分けて2つ!
まず一つ目は物を捨てる時に数を意識して捨てるといけない理由です。
なぜ数字を気にしてはいけないのか?
数字を気にするとどんな事が起きるのかを見ていきます。
そして二つ目は数字以外で何を意識して捨てればいいのか?という事です。
ミニマリストたちは何を意識して捨てているのか?
その辺りを見ていきましょう。
数字を意識するとダメな理由
ではまず一つ目の内容です。
物を捨てる時に数を意識して捨ててはいけない理由、数字の意識がもたらす悪影響を見ていきましょう。それは次の3つ!
・過不足が出る
・不満が出る
・支出が増える
順に見ていきましょう。
過不足が出る
ではまず一つ目の悪影響は過不足が出るという事です。
つまり、減らし過ぎたり、減らさな過ぎたりという過剰と不足の可能性が広がってしまいます。
そうなるとせっかく減らしたのに暮らしが変化しなかったり、減らしすぎて逆に不便になったりと悪影響が出てしまいます。
何故かというと数字は結果論に過ぎないからです。
物を減らす前に自分の部屋には1000個の無駄な物があるから1000個捨てようという人はいませんよね?(分かる訳ないんです)
あるのは結局何個くらい捨てたのか?
という結果のみなんです。
物を捨てた結果、1000個ぐらいでした!という事なんですね。
だから物を減らす際に結果が出ていないのに数字を意識しても意味がないんです。
よく、目標設定として何個捨てるという数字を決める人もいますがその数字に具体的な根拠があるのでしょうか?
むしろその根拠がない数字に引っ張られて失敗してしまうんです。
何故かというと人によって物を捨てる適性値というのは違うからです。
ある人は1000個の物を捨てたけど、別の人は500個に留まった。
それだけ人によって物を捨てるのに数字的な差が出るんです。
なので適当に決めたり、人の真似をした根拠がない数字を意識すると過不足が発生するという事です。
それが物を捨てる時に数字を意識してはいけない1つ目の理由です。
不満が出る
では2つ目の悪影響は不満が出るという事です。
数字を意識して物を捨てているとその後の暮らしに不満が出て暮らし満足度が低下する可能性があるんです。
何故かというと先ほども言いましたように過不足が出るからです。
減らす数が不足しているとそもそも物が多くて様々な不満が出ます。
逆に減らす数が過剰すぎると本来必要な物までなくなってしまうので生活に致命的な支障が出て不満となります。
そして数を意識して捨てると残った物にも不満が出やすくなります。
数を意識すると何個捨てなければいけないという意識になり、何を捨てるべきか?何を残すべきか?という捨てる物、残す物の質が見えなくなってしまいます。
この物の質が暮らしに大きく影響します。
要は好きな物、お気に入りの物、大切な物が残らなくなる可能性があるんです。
それも不満が出る原因となります。
なので数字ばかり意識して物を捨てていくとその後の暮らしに不満が続出してやらなきゃよかったなという後悔に繋がりやすいんです。
これが物を捨てる時に数字を意識してはいけない2つ目の理由です
支出が増える
では3つ目の悪影響は支出が増えるという事です。
数字を意識して物を捨ててると自然と支出が増える可能性があります。
何故かというと暮らしづらくなるからです。
ここまでも説明した通り数字を意識した捨て活をすると過不足が出て、不満が出ます。
つまり暮らしていてストレスになるんです。
もしかしたら物を捨てる前より酷い暮らしになる人もいるかも知れません。
多くの人は暮らしに不満があったり、暮らしづらくなるとそれを解消しようとします。
そして多くの人はその解決方法として物を買うことを選択するんです。
つまりお金を使うんです。
それとストレスによる浪費も増えやすくなります。
暮らしづらくなり自炊も手間だから外食が増えたり、シンプルに食べ過ぎ飲み過ぎになったりする人もいます。
なので数字ばかり意識して物を捨てていくと暮らしづらくなり浪費やしなくていい支出をしてしまうということです。
これが物を捨てる時に数字を意識してはいけない3つ目の理由です
というように物を捨てる時に数字を意識してはいけない理由を見ていきました。
もうわかると思いますが3つの悪影響は連鎖します。
そしてその連鎖は3つに留まらず他の悪影響も出てきます。
なのでやってはいけない捨て方なんだという事を理解しておきましょう。
〇〇を意識して捨てろ
ではここからは物を捨てる時に何を意識して捨てればいいのか?
ミニマリストたちは何を意識して捨てているのか?
まぁ他のミニマリストさんの意識は知らないのでほぼ私だけの意見ですが・・・
その意識は次の3つ!
不満、ストレス、面倒です。
3つは繋がってる事なのでまとめて解説します。
不満、ストレス、面倒を捨てる
私たちの日常生活を思い返してみてください。
どこかにこの3つはありませんか?
・もっとこうだったらという不満
・これが嫌なんだというストレス
・これが手間すぎるという面倒くさい事
私たちの暮らしでこのような要素は多いんです。
それらを改善するために物を捨てるという事です。
この3つが暮らしの質を低下させる要素になっているんです。
そして、それらの原因が物にあるという事なんです。
なので私たちは物を取捨選択する際に数字上の目標の為ではなく、この暮らしの質を落とす要因を取り除くために物を捨てないといけないという事なんです。
服を選ぶのが面倒でストレスなら服を減らせばいいんです。
物を取るときに色んな物が邪魔になるなら物を減らせばいいんです。
部屋が狭いという不満があるなら物を減らせばいいんです。
物がよく失くなりイライラするなら物を減らせばいいんです。
その時考えたいのはなぜ不満、ストレス、面倒が発生しているか?という事です。
それを理解しないとどれを捨てるべきなのかがわからなくなるという事です。
服を選ぶのがストレスなのは何故なのか?
数が多くて決められないならそもそも着てないような服を減らして選択肢を減らせばいい。
選んだ服に満足できなくてストレスなら満足できないような気に入ってない服を捨てればいい。
もちろん物を減らさなくても工夫で解決できることもありますが、ほとんどの原因は物が無駄に多いからなので無駄な物は捨てていきましょう。
というのが私が物を捨てるときに意識をしている事になります。
物を捨てるのは暮らし改善の手段になります。
なら物を捨てる事が暮らしを変えることに繋がらないといけません。
だからただ単に数を減らしただけの捨て活ではなく、不満やストレス、面倒という要素を排除するような意味のあるステ活にすべきです。
物を捨てるのは何故なのか?
というように今回は物を捨てるときに数ではなく〇〇を意識せよという内容でした。
〇〇とはざっくりいうと暮らしづらさです。
どこに不満を感じているか?
どこにストレスを感じているか?
何が面倒なのか?
そこを意識して物を捨てていこうという事です。
そのときに大切な事としてはなぜ物を捨てようと思ったのか?
ということをもう一度考えてみましょう。
お金を貯めたい、時間が欲しい、部屋を広くしたい、部屋をきれいにしたいなど
色々と現状を改善したいという思いがあると思います。
なら今のステ活はそのためになっているのか?
暮らし改善のために取捨選択できているのか?という事を考えてみましょう。
より一つでも多くの物を捨てるという数字を意識しているとそこには繋がらないはずです。
これから物を捨てる人も、途中の人も、ある程度捨て終わった人にとっても大切な意識となりますのでぜひ頭の片隅にでも置いておいてください。
今回は以上です!
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